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授業科目名
担当教官
自然言語処理演習
Kwok,M,G
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
273741 1 G 4 後期 II
[概要]
本演習は過年度生を対象としています。機械翻訳プログラムを作成することで自然言語処理の具体的な事例を学びます。

カリキュラムの中での位置付け:Gコースのカリキュラム
[具体的な達成目標]
本科目を終了した学生は以下の項目を理解し、自然言語処理プログラムの実装スキルへ結びつけることが出来ます。
・形態素解析
・文脈自由文法
・代表的な構文解析アルゴリズム
・曖昧性の問題
・文法理論
・辞書と語彙知識
・意味論と意味表現
・語用論
・文生成
[必要知識・準備]
自然言語処理演習では機械翻訳プログラムを構築するにあたり、Prolog言語を用います。Prolog言語がある程度理解できており、且つ英語の文法および品詞わけが出来ることを前提とします。
[評価基準]
授業の3分の2以上を出席し、中間試験、最終レポート、小テスト、授業貢献度の点数を総合的に評価します。授業貢献度とは、授業時間の最初の15分程度を用い、学生に前回の演習問題(2問程度)の解説を行うことで点数を得ることができます。
割合:中間試験30点、最終レポート40点、小テスト20点、授業貢献度10点
[教科書]
  1. 演習担当者, 授業ホームページ:http://lww.kki.yamanashi.ac.jp/edu/g/nl
[参考書]
  1. 石崎俊, 情報系教科書シリーズ第17巻, 株式会社 昭晃堂, ISBN:4-7856-2042-0,
    (絶版になっています。可能な人だけ入手してください。)

  2. I. Bratko著・安部憲広訳, Prologへの入門, 近代科学社, ISBN:4-7649-0165-X
  3. 杉崎 昭生, Prologを学ぶ−文化とその実践−, 海文堂, ISBN:4-303-71690-1
[講義項目]
演習は大きく分けると下記の通りとなります。
具体的には授業のホームページを参照してください。

・Prolog言語の復習
・構文解析のための文法規則作成
・意味解析のための辞書と文法規則の作成
・文生成
・機械翻訳プログラムの実装
[教育方法]
今期開講の自然言語処理演習は、過年度生を対象としています。
自然言語処理演習では1講義の約3分の1で、演習の内容を説明し、残り約3分の2で演習問題を実際に解きます。
演習問題を授業時間内に終えられなかった場合は宿題とし、必ず次回の演習の時間までに総ての演習問題を終了しているようにしてください。
尚、質問は適宜受け付けます。
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
(A)情報処理技術者としての基礎的素養及び基礎的スキルの習得:コンピュータ操作で利用される自然言語をコンピュータで処理する原理について理解します
(C)基礎的な国際コミュニケーション力と地球的視野の習得:英語の文法について基礎から再学習します
(G)次の専門技術の何れかひとつ以上を具備した人材の育成
3.コンピュータヒューマンインタフェースを開発構築する基礎的技術:自然言語によるインタラクションを行うインタフェース開発技術の知識を養う
[その他]
(未登録)