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授業科目名
担当教官
ネットワークマネジメント及び実習
美濃 英俊/吉川 雅修
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
273403 2 F 3 後期 III-1~IV-1
[概要]
インターネット社会を支える基盤技術について、実習を通じて体験的に学ぶ。プロトコルを階層化することの意味を理解し、各層の具体例を学ぶ。小中規模のネットワークを構築する技術を学び、システムを論理的、系統的に設計したり、トラブルシュートする方法論を身に付ける。
[具体的な達成目標]
(1)OSI参照モデルを実存するプロトコルと関連付けて理解できる。
(2)IPアドレッシング、IPルーティングの原理が理解できる。
(3)動的ルーティングを用いたルータの設定、小中規模のネットワークの構築ができる。
(4)LANスイッチの働きが理解でき、VLAN、STPを含むスイッチの設定ができる。
(5)アクセス制御、リモートアクセス、認証について理解でき、機器の設定ができる。
(6)階層モデルに基づいた系統的なトラブルシューティングができる。
[必要知識・準備]
講義「コンピュータネットワーク」を履修済み、または本授業と同期に履修している必要がある。
[評価基準]
ネットワークを実際に運用する能力があるかどうかを、2回のオンライン試験と期末実技試験で評価する。
[教科書]
  1. Web にて教材を提供する。教科書購入の必要はない。
[参考書]
(未登録)
[講義項目]
1. OSI 参照モデルと TCP/IP
2. イーサネット
3. ケーブル作成、配線
4. リピータ、ブリッジ、レイヤー2スイッチ
5. ARP
6. IP
7. アドレッシング計画
8. ルータの働きと基本設定
9. 静的経路制御
10. 動的経路制御、RIP,IGRP
11. 実技試験
12. アクセス制御
13. Virtual LAN
14. ppp
[教育方法]
実技を重視した、実践的な内容を盛り込んでいる。
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
目標(A)インターネット社会を支える基盤技術を学び、技術が社会、人に与える影響を理解させる。
目標(B)データ通信に用いられる各種カプセル化の目的、意味について学ぶ。圧縮、暗号化についても学ぶ。
目標(C)OSI参照モデルの意味、階層の意味を現実の実装に即して理解する。階層モデルに基づいた系統的なトラブルシューティング能力を身に付ける。
目標(F)ネットワークの基盤技術、利用技術について学ぶ。
[その他]
(未登録)