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授業科目名
担当教官
ソフトウェア開発方法論
新藤 久和
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
273301 2 F 3 後期 III
[概要]
この講義の目的は,ソフトウェアはどのように開発すべきか,どのように開発されているのか,今後どのように開発されるようになっていくのかを学ぶことにある.そのために,企業でソフトウェア開発や品質保証に携わっている方を非常勤講師に迎えてソフトウェア開発の実際について講義していただく.
また,この講義は,「ソフトウェア開発実習」と連携しながら進めることにより,ソフトウェア開発におけるプロジェクトマネジメントについても現実的に学べるよう配慮している.
[具体的な達成目標]
(1)ソフトウェア開発に関する方法論について歴史的な発展過程を理解する.
(2)ソフトウェア開発における技術やスキルについて学ぶ.
(3)プロジェクトマネジメントの基本的な考え方を理解する。
(4)実際のソフトウェア開発における品質保証について学ぶ.
[必要知識・準備]
プログラミングやネットワークおよびデータベースの基礎知識をはじめシステム構築に関する幅広い知識が求められる.また,マネジメントの基礎知識もあることが望ましい.
[評価基準]
評価は,講義の進行に合わせて出題するレポート課題の成績とソフトウェア開発実習の成績を総合して行う.
『可』レベルは,ソフトウェア開発における基本的な技術について理解していること.
『良』レベルは,ソフトウェア開発における基本的な技術を具体的なテーマに応用できること.
『優』レベルは,ソフトウェア開発における技術とともにプロジェクトマネジメントの基礎も理解して実践できること.
[教科書]
  1. 特に使用しないが,講義資料を配布する.
[参考書]
  1. 能澤徹, 国際標準プロジェクトマネジメントPMBOKとEVMS, 日科技連出版社, ISBN:4-8171-0321-3,
    (ソフトウェア開発だけでなくいろいろなプロジェクトマネジメントに通用する内容となっている.)
[講義項目]
  1.ソフトウェア開発方法論とは
  2.企業におけるソフトウェア開発と品質保証(1)
  3.ソフトウェア開発の歴史と技術の変遷
  4.ソフトウェア開発における基本技術(1)
  5.ソフトウェア開発における基本技術(2)
  6.ソフトウェア開発における管理技術(1)
  7.ソフトウェア開発における管理技術(2)
  8.企業におけるソフトウェア開発と品質保証(2)
  9.ソフトウェア開発方法論(1)
 10.ソフトウェア開発方法論(2)
 11.ソフトウェア開発に用いられている最近の技術(1)
 12.ソフトウェア開発に用いられている最近の技術(2)
 13.企業におけるソフトウェア開発と品質保証(3)
 14.ソフトウェア開発に用いられている最近の技術(3)
 15.ソフトウェア開発に用いられている最近の技術(4)
[教育方法]
ソフトウェア開発実習と連携しながら進める.
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
教育目標(B)情報の表現手法と処理手法の知識と技術,(C)問題をモデル化し,問題解決する知識と技術,(D)ソフトウェアの道具や手法を習得し,問題を解決する知識と技術,(E)ソフトウェアライフサイクル全体に渡り協調してソフトウェア製品を設計・開発・保守する知識と技術について,これらの学習内容をほぼ直接的に包含する内容である.
[その他]
(未登録)