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授業科目名
担当教官
電気エネルギー変換工学
霜村  攻
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
272054 E 2 E 3 前期 IV
[概要]
 電気エネルギーは変換,制御,輸送などが容易にできるので,優れたエネルギー形態である.発電所では力学的エネルギーや熱エネルギーが電気エネルギーに変換される.そして効率よく輸送され,我々はそのエネルギーを別の形態のエネルギーに変換し,使用している.電気エネルギー変換工学では電気エネルギーから電気エネルギーへの変換(変圧器,半導体による電力変換装置),電気エネルギーと機械エネルギーの相互変換(発電機,電動機)などについて,それぞれの機器の原理,構造,特性などを扱う.
[具体的な達成目標]
電気−機械エネルギー変換の原理,機器の構造,材料,損失,効率を理解し,直流機,変圧器,誘導機,同期機の原理,等価回路,基本特性が説明できること.
[必要知識・準備]
 数学,力学の基礎的素養があること,電気回路,電磁気学を習得していることが望ましい.
[評価基準]
 出席状況,中間試験,期末試験の結果を総合して評価する.
[教科書]
  1. 猪狩武尚, 改訂電気機械学, コロナ社, ISBN:4339007331
[参考書]
  1. 電気機械工学演習, 学献社, ISBN:4762318507
[講義項目]
 1.電気エネルギー変換の原理
 2.電気エネルギー変換機器の構造
 3.材料,損失,効率
 4.直流機の誘導起電力とトルク,電機子反作用
 5.直流発電機の種類と特性
 6.直流電動機の種類と特性
 7.変圧器の原理
 8.変圧器の構造と等価回路
 9.変圧器の特性
10.誘導電動機の原理,回転磁界
11.三相誘導電動機の等価回路と特性
12.三相誘導電動機の運転,速度制御,単相誘導電動機
13.同期発電機の原理と特性
14.同期電動機の原理と特性
[教育方法]
板書とOHP,パワーポイントスライド(縮小した資料配布)の併用.
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
本科目は電気電子システム工学科の掲げる学習・教育目標「C-4:電気電子工学分野の専門知識・技術を身に付ける」に対応する.
[その他]
(未登録)