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授業科目名
担当教官
コンピュータ情報工学
古屋 信幸
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
271180 2 MB 4 前期 IV
[概要]
  コンピュータのハードウェアの構造と、外部の機械装置などを制御するためのインターフェース回路を中心とした講義を行う。機械系の卒業生は、直接インターフェース回路を設計することは少ないと思われるが、コンピュータによる機械制御の方法を学ぶことは有益である。実社会での機械設計において、機械的な部分で満足すべき条件と、コンピュータを用いた制御側で行うことが有効な分野とある。コンピュータのハードウェアとしてのCPU、メモリー、クロックなどのハードウェアを講義し、インターフェース回路の実例をもとに、機械制御の方法を理解する。
 
[具体的な達成目標]
マイクロコンピュータZ80を通してCPUの基本構造を理解すること。メモリ、IOの役割とシステム構成が理解できること。Z80のアセンブラ言語とマシン語の関係を理解すること。Z80の基本的なプログラムを組めるようになれば目標は達成されたものとする。
[必要知識・準備]
論理回路の基礎知識。
[評価基準]
中間試験30%,期末試験30%,レポート,学習態度40%を総合的に考え評価する。
[教科書]
  1. 青木義直,恩田邦夫, マイクロコンピュータ講義, 昭晃堂, ISBN:4-7856-3046-9
[参考書]
(未登録)
[講義項目]
  1.コンピュータのデータ表現
  2.マイコンの動作原理
  3.CPUの動作、レジスターの使い方
  4.インタフェース回路
  5.8255PIOの動作
  6.メモリ
  7.中間試験
  9.AD変換とサンプリング
 10.命令体系
 11.アドレス指定
 12.転送命令
 13.算術・論理演算命令
 14.マイクロコンピュータシステム
 15.期末試験
 
[教育方法]
教科書にしたがって授業をおこない、演習問題を解く。
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
(JABEEプログラムの学習・教育目標)(1)−C:〇
(JABEE個別キーワード)情報と計測・制御ー計算機アーキテクチャ、プログラム
[その他]
オフィスアワーは前期火曜V時限