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授業科目名
担当教官
設計マネージメント
桜井 俊明/岩田 雅夫/教育主任
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
271145 2  D  4 前期 IV
[概要]
最初,岩田先生が特許に関連して,特許とは,発明とは,技術情報としての特許利用,特許出願などについて講義する.
次に,桜井先生が設計とは,最適設計問題,企業における製品開発,設計マネージメントと倫理,LCAとコストなどについて講義する.
[具体的な達成目標]
岩田先生の講義では,特許に関して、研究者・技術者として心得ておくべき基本的な考え方が会得できるようにすることを目標とする.

桜井先生の講義では,以下のことを目標とする.
・設計とはなにか,どのような行為なのかを逆問題として知る.
・企業における経験を活かし,良い設計とはなにかを知る.
 ・リスクマネジメントを中心にマネジメントとは何かを考察できる.
 ・CAE(Computer Aided Engineering) leads to designを少し,歴史的な見地及び最近  のCAE状況を知る.
 ・LCA(Life Cycle Assessment)から設計マネジメントを知る
[必要知識・準備]
特になし.
[評価基準]
岩田先生:受講態度及びレポート点
桜井先生:試験を実施(基本的に自分のノート持ち込み可とする).受講態度をも加味.
[教科書]
  1. 岩田先生:「産業財産権標準テキスト 特許編」(特許庁から無償配布)   及び プリント配布
[参考書]
(未登録)
[講義項目]
岩田先生:
(1)はじめに
  ・今こそ「特許」が重要!---- 無資源国日本が生き残る道は「独創的技術」
  ・特許制度の本当の趣旨
(2)特許になる発明とは?
  ・発明とは?特許とは? ・特許の必要条件
(3)特許になる発明とは?(続き)
  ・研究の中に埋もれている発明 ・強い権利とする為には(上位概念語,多項クレ   ーム)
  ・学会発表前に特許出願 ・自分の特許なら自由に実施可か?
  ・発想法: 発明を生み出すような発想法とは?
(4)技術情報としての特許の利用
  ・技術情報としての特許公報の利用・検索法・研究着手の前にまず特許調査を
(5)特許出願の実際
  ・特許出願書面の内容 ・特許が成立するまでの流れ ・外国出願について
  ・特許以外の「知的財産権」: 種類と各々の特徴
  ・結言(心得)

桜井先生:
  ・設計とは,逆問題
  ・最適設計問題
  ・CAE,コンカーレントエンジニアリング
  ・企業における製品開発
  ・設計マネジメントと倫理,リスクマネジメント
  ・企業の抱える課題
  ・事故例から学ぶ
  ・LCAとコスト
  ・下名の新たな製品開発手法の紹介
[教育方法]
岩田先生:
テキスト及びプリントをもとに説明をする.

桜井先生:
 ・集中講義で行う.
 ・パソコン,OHP,板書により行う.
 ・特に,教科書はなく,配布資料によって上記説明や解説を補う.
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
(未登録)
[その他]
(未登録)