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授業科目名
担当教官
電気化学第二
古屋 長一
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
265220 2 AA 3 後期 I
[概要]
 現在文明に必須な紙、アルミ、合成繊維、食品等の製品を製造するのに必要なカ性ソーダおよび塩素は電解で製造しています。そのほか、多くの無機化学品の製造に使われている。めっき等の表面処理技術が重要な分野となっています。工業電解で使用されている電解槽の構成とその実際を学び表面処理の基礎と応用について学びます。
[具体的な達成目標]
工業的に行われている電解技術の基礎を理解する。
[必要知識・準備]
 熱力学の基礎知識。オームの法則
[評価基準]
 評価基準はどの程度講義目標に達したかであり、最終評価は小テスト及び定期試験で行う。出席を重視する。
[教科書]
  1.  教科書:特に指定しない。
[参考書]
  1.  参考書:特に指定はしないが、図書館等で電気化学関係の本を参考にすること。インターネットで大手化学会社の電解部門を検索すると参考になる。
[講義項目]
  1.工業電解プロセスの利点、欠点
  2.電解の4要素;アノード、カソード、電解質、隔膜
  3.電極材料
  4.変換エネルギー効率、理論分解電圧、電圧効率、伝量効率
  5.水電解
  6.亜鉛電解採取
  7.食塩電解;水銀法、隔膜法
  8.イオン交換膜法食塩電解
  9.酸素陰極法
 10.溶融塩電解
 11.有機電解合成
 12.表面処理技術
 13.化学めっき
 14.アノード処理;アルマイト処理、電解コンデンサーの箔製造
 15.機能膜の製造
[教育方法]
講義形式で行う.講義の内容をより理解させるために、演習問題を行う.
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
(未登録)
[その他]
(未登録)