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授業科目名
担当教官
建設材料力学
平嶋 健一
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
264190 2 C 3 後期 I
[概要]
 力学を基礎とする土木系の科目として構造力学、コンクリート工学、土質力学等があるが、それらの基本体系の学問として本講義が位置づけられる。Cauchyの応力原理に基づく応力と幾何学関係式としてのひずみの定義にはじまって、詳細で厳密な基礎関係式(釣合、構成、幾何、適合の各式)を導出する。それらの具体的な適用例、応用例を説明することによって、変形する固体、特に弾性体の力学に関する統一的な視点に立った内容の修得をめざす。
[具体的な達成目標]
構造力学を一通り勉強した後、弾性学、破壊力学などの科目内容を修得することを目標とする。応力、ひずみの定義・概念、構成方程式、弾性体の基礎方程式とその解法を理解する。応力集中問題の取り扱い、クラック先端部の応力集中と応力拡大係数の算定法、有限要素法による数値解析手法を理解する。
[必要知識・準備]
 構造力学の基本。  
[評価基準]
 レポート10%、小テスト10%、中間試験20%、期末試験60%で行い、この内、全体の6割以上の得点を取れた者を合格とする。
[教科書]
  1.  ノート講義を中心とする。
[参考書]
  1.  特に指定しない。講義時間中に関連のものを紹介する。
[講義項目]
  1.固体の力学的性質、弾性学の歴史と基本仮定
  2.応力とひずみ、弾性学の基礎方程式
  3.二次元弾性問題の設定と解析
  4.棒状弾性体の曲げ、ねじり問題
  5.平板の曲げ問題
  6.三次元弾性問題の概説
  7.その他
 
[教育方法]
(未登録)
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
学科の学習・教育目標との対応:(I)社会的、経済的、技術的及び環境的な制約条件のもとで、問題解決に最適な手法・技術を選択し、仕事を遂行する実務的な能力を身に付ける。(実務的遂行能力)
[その他]
(未登録)