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授業科目名
担当教官
構造力学及び演習第二B
吉田 純司/杉山 俊幸
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
264122 4 L 2 後期 月/水 I/I
[概要]
 構造力学の知識は、橋を代表例とする種々の土木構造物を設計する場合に必要不可欠である。 本講義では、構造力学及び演習第一Aで学んだ構造力学の基礎知識を活用し、はりに外力が作用したときのたわみの算出方法、柱に外力が作用したときの応力の算出方法や座屈現象、トラス構造に外力が作用したときの部材力の算出方法、エネルギー原理に基づく構造解析法などについて理解することを目標とする。
[具体的な達成目標]
1.はりの支配方程式の意味を理解すること.
2.はりのたわみを計算することができること.
3.座屈の意味を理解すること.
4.各形式の柱について,座屈荷重を導出できること.
5.関連する事柄や用語を理解すること.
6.静定トラスの解法を理解すること.
7.種々の構造解析法を理解すること.
[必要知識・準備]
応用物理学I、構造力学及び演習第一Aで学習した知識を必要とする。
[評価基準]
<評価方法>杉山、吉田の担当する授業の各々に対して、個別に中間試験1回および期末試験の成績により評価した後、両者の成績を総合して最終評価をする。出席点は考慮しない。
<評価基準>杉山、吉田の担当する授業共に、中間試験50%,期末試験50%の重みで評価し、各々50点満点で成績評価を行った後、両者の授業に関する点数を加算し、その合計が60点以上を合格とする。
[教科書]
  1. 特に指定はしない。
[参考書]
  1. 特に指定はしない。
[講義項目]
  1.はりの変形曲率と曲げモーメントの関係
  2.はりの弾性曲線の微分方程式
  3.静定はりのたわみとたわみ角
  4.共役はり法
 ここまでで、はりの解法を理解できるようにする
  5.偏心圧縮柱の応力
  6.オイラーの座屈荷重
  7.代表的な柱の曲げ座屈荷重
 ここまでで、座屈について理解できるようにする
  8.静定トラス解析上の仮定
  9.静定トラスの部材力の算定方法
 10.静定トラスの部材力の影響線
 11.移動荷重に対する最大部材力
 12.仮想仕事の原理
 ここまでで、静定トラスの解法を理解できるようにする
 13.相反作用の定理
 14.カスティリアーノの定理
 15.ひずみエネルギー最小の定理
 ここまでで、種々の構造解析法を理解できるようにする
[教育方法]
・毎回、講義内容に関連する小問を課し、内容の理解を深める
・できるだけ例題を多く示し、内容の理解が深まるよう努める
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
(C)社会基盤の設計・施工や環境保全技術を習得するための基盤として、構造力学、土木材料学、地盤工学、計画学、水理学及び環境工学などの専門基礎学力を身に付ける。(専門基礎学力)
(E)専門基礎に関する演習科目において、自発的・継続的に学習する能力を身に付けるとともに、社会的要請や社会環境の変化に柔軟に対応し問題を解決する能力を獲得する。(学習および問題解決能力)
[その他]
特になし