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授業科目名
担当教官
計算機アーキテクチャーI
石田 朗
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
263203 2 F 2 前期 III
[概要]
 計算機が命令を読み,実行するまでの過程をハードウェアの観点から理解することを目標とする.講義では,まず計算機のハードウェアの基本構成について述べ,その各構成要素の役割と動作について概説する.次に種々のデータが計算機上ではどのように表現され,処理されるか,ハードウェアを理解する上で必要となる事項について説明する.さらに計算機の命令がどのような構成になっているか述べ,これらを踏まえた上で命令実行の全体の動作を講義する.
[具体的な達成目標]
ハードウェア的側面からコンピュータの動作を説明できる
コンピュータにおける情報の内部表現について理解している
コンピュータが論理回路で構成されていることを知っており,論理回路とはどのようなものか説明できる
[必要知識・準備]
講義「コンピュータ科学入門」のハードウェアに関する部分を復習しておくこと.
[評価基準]
期末テストによって評価する(100%)
教室狭隘で公平な試験環境が確保されないため小テスト,中間テスト等は実施しない
上記の問題が解決されれば中間テスト(50%),期末テスト(50%)により評価する
教科書章末の演習問題を自力で解ける程度(60%)を合格の基準とする
[教科書]
  1. 畑榮一, ハードウェア33DAYS, 実教出版, ISBN:4407023481
[参考書]
(未登録)
[講義項目]
1.コンピュータとは
2.コンピュータのあらまし
3.コンピュータの生い立ち
4.N進数
5.進法変換の手順
6.N進数どうしの計算
7.補数と単位
8.情報交換用符号
9.内部表現
10.論理演算
11.論理回路
12.CPUと主記憶の構造
13.命令の構造
14.命令の種類
15.期末試験
[教育方法]
講義中に章末問題に取り組ませることで自己の理解度を確認させる
講義ではプロジェクタを用い説明することで説明を聞くことに集中させる
教科書に沿った講義以外に実物を提示して説明する時間を設けている
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
教育目標(A)に対しハードウェアが目に見える実体としてのコンピュータであり,コンピュータというモノを実現していることを理解させる.ハードウェアがコンピュータの性能の基本的な部分を決定づけていること理解させる
教育目標(B)に対し情報の表現方法と処理方法を理解させる
教育目標(G)に対しソフトウェアがハードウェアの機能を利用していることを理解させる
[その他]
(未登録)