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授業科目名
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担当教官
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応用統計学I
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北村 眞一/片谷 教孝/下川 敏雄
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時間割番号
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単位数
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コース
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履修年次
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期別
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曜日
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時限
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256530 | 2 | j | 2 | 前期 | 月 | I |
[概要] | ||||||
統計的手法は、自然や社会の現象の解明、現象のモデルの信頼性分析、実験や調査などの解析、品質管理など、自然や社会科学、工学や医学などの広い分野に応用される非常に重要な技術である。統計的手法が身に付いてはじめて、これを基礎とする実験データの処理、仮説の検証、シミュレーション・モデルの選択、品質管理、実験計画法、多変量解析などの応用的な手法を理解し習得することができる。 この講義では統計学の手法を復習し、演習をとおして実際に使える技術として習得することを目標とする。講義内容は、確率論、計量値の検定と推定の方法、相関と回帰分析の検定と推定に関して一通り学習する。 |
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[具体的な達成目標] | ||||||
この講義では統計学の手法を復習し、演習をとおして実際に使える技術として習得することを目標とする。 (1)確率論、計量値の検定と推定の方法の理解 (2)相関と回帰分析の検定と推定の理解 |
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[必要知識・準備] | ||||||
この講義では、1年次で学習した基礎統計学、線形代数学および微分積分学の知識を必要とする。 授業時間には講義とともに演習を行う。電卓(対数、ルートなどの計算ができる電卓、あるいは関数電卓)を毎時間必ず用意してくること。 |
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[評価基準] | ||||||
講義は講義項目の「2~3」「5~6」「8~9」の3つの単位に分かれている。講義に出席して学習し、演習問題を解くことが求められる。それぞれの単位が終了後に小テストを行う。3つの小テストを1/3ずつ均等配分した合計得点により評価する。合計点が合格レベルに達していれば単位を取得できる。 | ||||||
[教科書] | ||||||
[参考書] | ||||||
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[講義項目] | ||||||
1.Introduction :講義と演習の紹介 2.確率分布と検定 ・検定の考え方 ・分布の種類、分布表、検定の考え方、第1種・第2種の過誤 ・推定の考え方、点推定、区間推定 3.計量値に関する検定・推定 (平均値に関する検定・推定、正規分布表、t表の使い方:母平均、平均値の差の検定・推定) 4.小テスト(2~3) 5.計量値に関する検定・推定 (分散に関する検定・推定、カイ二乗表、F表の使い方:母分散、分散の差の検定・推定) 6.計数値に関する検定・推定 ・不良率に関する検定・推定(・適合度の検定) ・分割表による検定(2×2分割表、m×n分割表) 7.小テスト(5~6) 8.相関に関する検定・推定 9.単回帰分析の検定・推定 (最小ニ乗法、回帰直線の推定・検定) 10.小テスト(8~9) |
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[教育方法] | ||||||
講義と演習により進める. | ||||||
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応] | ||||||
循環システム工学科ではJABEE教育はまだ開始していないが,講義との関連について記す. (d)情報処理能力:統計的手法を実際に計算し応用できる (e)多様な知識技術:調査・実験における統計的な手法を実践的に応用する (h)解析能力:統計的な考え方を身につけ,実践で解析できる (x)情報の循環:情報の処理,統計解析により結果を判断できる |
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[その他] | ||||||
(未登録) |