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授業科目名
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担当教官
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生物統計学
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大貫 洋介
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時間割番号
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単位数
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コース
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履修年次
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期別
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曜日
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時限
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255420 | 2 | BT | 2 | 前期 | 水 | III |
[概要] | ||||||
生物統計学は自然科学分野の研究を行う際必要不可欠である.科学的推論のための道具である統計学も理論が理解できていなければ十分に活用できない.そこで本講義では,理論を踏まえた上で実験,観測計画を立案し,得られたデータの解釈を行うための科学的技法の習得を目指す. | ||||||
[具体的な達成目標] | ||||||
(1)与えられたデータを特徴付ける適切な値(代表値,散布度など)を理解する. (2)正規分布の持つ性質と,関連するいくつかの確率分布の様子を理解する.また,確率変数の期待値,分散を理解する. (3)推定,検定を理解する. |
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[必要知識・準備] | ||||||
微分積分学,線形代数学の知識を利用する. 予習,復習の時間を十分に取り理解できないことはその都度解決すること. |
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[評価基準] | ||||||
試験により講義の理解度を評価する.また毎時間出席をとる. 配点 達成目標 (1)30点 (2)30点 (3)40点 合格点 60点 |
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[教科書] | ||||||
[参考書] | ||||||
[講義項目] | ||||||
(1)度数分布表と代表値,散布度 適切な代表値とは何か? チェビシェフの定理 (2)データの標準化 標準化を利用した平均,分散の計算,異なるデータの比較 (3)相関と回帰 相関図,相関係数と共分散,回帰直線 (4)確率変数 期待値と分散,同時確立変数の独立性,大数の法則 (5)正規分布 二項分布とラプラスの定理,正規分布の再生性 (6)様々な確率分布 カイ2乗分布,t分布,F分布,ポアソン分布 (7)標本分布 標本平均と中心極限定理,無作為抽出 (8)区間推定 母平均,母分散,母比率の推定 (9)仮説検定 等平均仮説の検定,適合度,独立性の検定 |
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[教育方法] | ||||||
具体的,直感的なイメージを持てるように多くの例を提示しながら講義を進める. 講義毎に演習問題を用意する.しかし講義の時間内では解答のための時間が十分に取れないため生物統計学演習を同時に履修することが望ましい. |
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[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応] | ||||||
(未登録) | ||||||
[その他] | ||||||
(未登録) |