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授業科目名
担当教官
基礎物理学II
清水 東
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
255220B 2 (未登録) 2 後期 III
[概要]
 物理学の中の電気磁気学について学ぶ。まず、静電気学についてクーロンの法則を学び、そこから電場、電位を導き出す。万有引力との類似性から電気学をわかり易く説明する。次に、電荷の流れである電流について学ぶ。さらに、運動する電荷が磁場中で受ける力から磁場を求める。また、電流の作る磁場を求め、簡単な例を示す。次に、電磁誘導について学びその応用例についても説明する。化学生物系で使われる測定器に電気磁気学がどのように役立っているかも随所で説明する。
[具体的な達成目標]
 クーロンの法則、電場、電位(電圧)の概念を理解し、簡単な例について計算できる。
 磁場の概念を理解し、磁場中の電流の受ける力、電流の作る磁場を計算できる。電磁誘導の現象を理解し、具体的応用例を理解する。
[必要知識・準備]
 高等学校卒業程度の数学、物理学(質点の力学)を知っていること。
[評価基準]
 授業中に行う演習問題、期末試験で評価する。
[教科書]
  1. 加藤正昭, 物理学の基礎, サイエンス社, ISBN:4-7819-0823-3 c3342
[参考書]
(未登録)
[講義項目]
1)静電場
2)電位
3)導体
4)コンデンサー
5)電流
6)静磁場
7)電流がつくる磁場
8)電磁誘導
9)交流回路
[教育方法]
 まず、実験で電気・磁気の現象を理解させ、そこからクーロン力、ローレンツ力を求め、電場、磁場、電位籐の概念を理解させる。演習問題で簡単な場合の電気・磁気の量を計算して理解を深める。電気機械の動作や化学分析に使う機器の原理の理解につなげる。
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
(未登録)
[その他]
(未登録)