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授業科目名
担当教官
微分方程式I
栗原 光信
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
255050 A 2 (未登録) 2 前期 III
[概要]
理工系学部卒業生として必要最小限の知識である、常微分方程式に関する理論と解法について学習する。具体的には、1階の常微分方程式の求積法、高階線形常微分方程式における基本定理、及び定数係数線形微分方程式に関する解析的な解法を理解し、工学上の典型的な実際例について習熟する。
[具体的な達成目標]
上記の概要に記載された、1階の常微分方程式の各種の求積法、高階線形常微分方程式における基本定理とその証明、および定数係数線形微分方程式に関する解析的な解法を理解することを目標とする。また、関連する多くの実用例題が処理できることも目標である。
[必要知識・準備]
高校の数学の知識、微分積分学、線形代数学
[評価基準]
殆ど毎回演習課題を課し、小テストを行なう。演習と中間試験及び定期試験の成績で、総合して評価を行う。
[教科書]
  1. 石村園子, すぐわかる微分方程式, 東京図書, ISBN:4-489-00477-X
[参考書]
(未登録)
[講義項目]
1.序論
2.変数分離形の1階微分方程式
3.1階線形微分方程式
4.完全微分方程式
5.その他の1階微分方程式
6.1階微分方程式応用問題
7.中間試験
8.2階線形微分方程式の基本定理
9.定数係数2階線形微分方程式
10.高階線形微分方程式
11.定数係数同次線形微分方程式
12.定数係数非同次線形微分方程式
13.高階線形微分方程式の応用問題
14.微分方程式の変数変換
[教育方法]
常微分方程式に関する諸概念の定義を理解させ、それらに基づく基本定理とその証明を学習する。いずれの場合も例をあげて、理解の徹底を図る。解法のアルゴリズムを解説すると同時に、小テスト形式で演習を実行しながら、実用例を多く挙げ計算技術に習熟させる。
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
常微分方程式における定義の理解と基本定理の証明を通して、数学的な思考法を会得させる。また多くの例題の演習を通して、応用化学等の専門科目に必要な基礎知識を身につけるよう学習する。
[その他]
(未登録)