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授業科目名
担当教官
基礎生物学
森  一博/篠原  隆
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
254340 A 2 C1 1 後期 IV
[概要]
生物学の進歩は目覚ましく技術的な応用も盛んである。そのため生物学の範囲も大きく広がり,内容も非常に豊富で物理や化学分野とも密接に関連する。本講義では,これまでに生物学を履修していないことを前提として,前半で生物の細胞はどのようなものでどのような反応を行うか,後半でどのような生物がいるのかを主題として生物学の基礎を学ぶ。ここで学んだことは2年次の環境生態学や環境化学・生物学の基礎にもなっている。<学科の学習・教育目標との対応:技術者としての知的基盤の形成>
[具体的な達成目標]
1. 生体物質とその働きに関する基礎的事項を理解する
2. 細胞のつくりとその働に関する基礎的事項を理解する
3. 核酸の働きと遺伝に関する基礎的事項を理解する
4. 生体反応に関する基礎的な事項を理解する
5. 生物の多様性と系統に関する基礎的事項を理解する
[必要知識・準備]
教科書等であらかじめ指定した個所の予習を行っていただきたい。
[評価基準]
<評価方法>評価は,試験,レポート,演習を総合して行う。
<評価基準>中間試験40,期末試験50,その他10の配分。
[教科書]
  1. 基礎課程 生物学, 培風館, ISBN:4563077534
  2. 生物の小辞典, 岩波書店, ISBN:4005003672
[参考書]
  1. 基礎生物学, 培風館, ISBN:4563077550
[講義項目]
1. 生体物質とその働き(1)(細胞を構成する分子)
2. 生体物質とその働き(2)(細胞内小器官)
3. 細胞のつくりとその働き
4. 核酸の働きと遺伝(1) (遺伝と遺伝子)
5. 核酸の働きと遺伝(2) (DNAの複製,遺伝子の発現と調節)
6. 核酸の働きと遺伝(3) (遺伝子工学)
7. 中間テスト
8. 生体反応(1)     (異化と同化,発酵)
9. 生体反応(2)     (呼吸)
10.生体反応(3)     (光合成)
11.生物の多様性と系統−多様な生物の世界−(1)
               (栄養形式からみた生物の区分)
               (分類学の基礎,五界分類)
12.生物の多様性と系統−多様な生物の世界−(2)
               (生物進化)
13.生物の多様性と系統−多様な生物の世界−(3)
               (植物および動物の系統)
14.予備
15.最終試験
[教育方法]
理解を深めると同時に応用力を養うため,講義と共に,必要に応じて演習を組み合わせて授業を進める。
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
学科の教育目標「(B)技術者としての知的基盤の形成」に対応する。
土木環境分野の様々な局面で必要とされる専門知識の基盤となる生物に関する事項のうち,具体的達成目標に掲げた項目に関する知識と応用力を養成する。
[その他]
(未登録)