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授業科目名
担当教官
線形代数学II
安井  勝
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
252001 S 2 S 1 後期 V
[概要]
「線形代数学I」に続けて、「線形空間」と「線形写像」の一般論について学習します。話はついつい抽象的なものになりがちですが、自分なりの具体例やイメージを思い浮かべながら理解するよう心がけて下さい。
一般的な「抽象論」の理解を通して改めて「連立線形方程式」を眺め直してみると、その「解の存在条件」の意味がよく理解できます。見かけは「代数学(計算)」ですが心は「幾何学(図形)」であることが分かれば、今後の学習に益すること大なるものがあります。
この授業の締めくくりは、行列の固有値と固有ベクトルに関するお話です。専門科目の学習時に現れる「線形現象」、「線形理論」、「線形近似」、等など、「線形」と名の付くお話には必ず現れる話題です。こまごまとした事にはとらわれず、先ず、鳥瞰図的な理解を心がけて下さい。そうすれは、道に迷う事もなく、何をすれば良いかも自ずと分かります。
[具体的な達成目標]
(未登録)
[必要知識・準備]
「線形代数学?」の単位修得を前提とします
[評価基準]
全日程全出席であることが原則です。日々の学習態度(予習復習に基づく質問頻度とその内容)や,ミニテスト,宿題レポート,期末試験の成績,等を総合的に評価します。
[教科書]
  1. 最初に履修した時の教科書を使用します。
[参考書]
(未登録)
[講義項目]
ベクトル空間:
 1次独立と1次従属,正規直交基底,部分空間,階数と次元の関係,連立1次方程式の幾何学

線形写像:
 線形写像,正則変換,直交変換,線形写像と行列の階数

行列の固有値問題:
 固有値と固有ベクトル,基本的性質,行列の分割,相似な行列,対称行列の対角化

2次形式:
 標準形,正値2次形式,2次曲線の分類
[教育方法]
(未登録)
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
(未登録)
[その他]
(未登録)