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授業科目名
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担当教官
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地盤工学特論
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村上 幸利
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時間割番号
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単位数
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コース
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履修年次
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期別
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曜日
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時限
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418020 | 2 | 環境社会創生工学 | 1 | 前期 | 金 | II |
[概要と目標] | ||||||
<村上幸利教授> 大規模な盛土工事等が軟弱粘土地盤上で施工される場合、地盤内で発生する変形や応力の計測結果が理論からの予測結果とあまり合わないと言われる。その理由としては、地盤構造の複雑さや地盤を形成する土質の力学的特異性等、様々な事柄が考えられる。講義では、幾つかの事例を挙げながら、その基礎地盤の力学的挙動特性のうち特に過剰水圧と変形の挙動の追究に重点をおき、その特異性を言及する。一般的に利用される解析理論と合わせて、限界状態理論の概念やその取扱いを説明する。これらの理論の実際問題への適用方法や解析手法を概説する。 |
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[必要知識・準備] | ||||||
土質力学および土質工学の基礎知識 教材用プリントはこちらで用意します。 |
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[評価基準] | ||||||
課題に対するレポートの内容でもって評価します。評価では、関連分野に対する学識の深さや洞察力等を重視します。 | ||||||
[教科書] | ||||||
(未登録) | ||||||
[参考書] | ||||||
(未登録) | ||||||
[講義項目] | ||||||
土の力学を統一的に表現するというCritical State Theory ならびにそれに基づいた問題に対する解析手法を概説し、工学的取り扱いについて述べる。 1.盛土工の概要 2.粘土の力学的性質 3.土質パラメータの決定法 4.盛土施工された軟弱地盤の挙動解析 5.盛土構造物の設計と施工 6.動態観測法概論 |