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授業科目名
担当教官
感性情報工学特論
小澤 賢司
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
414500 A 2 (未登録) 1 後期 V
[概要と目標]
 人間の感性情報処理過程を解明するためには,感覚量を定量的に測定した上で,尺度化することがまず必要とされる.ところが,人間の感覚には,例えば聴覚の音色などのように,複雑な要因を内包し,一次元尺度では測れないものが多々ある.本講義では,感覚量の測定方法と,その測定結果に対する解析・分析の手法を解説する.
[必要知識・準備]
 統計学に関する学部レベルの知識(分布の代表値・相関,確率変数,正規分布・2項分布などの代表的な確率分布,検定,推定,分散分析)
[評価基準]
レポート回数 2回(各50点満点)
 レポート課題: 科目の目標に関連するデータ収集・解析
 合格点 100点満点で60点
[教科書]
  1. 天坂格郎・長沢伸也 著, 官能評価の基礎と応用, 日本規格協会,2000年, ISBN:4-542-50327-5
[参考書]
  1. 履修者の事前知識の程度にあわせて適当なものを推薦する.
[講義項目]
1. 官能評価の考え方と進め方
2. 官能評価手法
 (a) 識別法
 (b) 順位法
 (c) 一対比較法
 (d) 三組法
 (e) SD法
3. 多変量解析手法
 (a) 重回帰分析法
 (b) クラスター分析法
 (c) 主成分分析法
 (d) 因子分析法
 (e) 多次元尺度構成法
 (f) 数量化理論