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授業科目名
担当教官
水循環システム特論
砂田 憲吾
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
405330 2 (未登録) 1 後期 II
[概要と目標]
 地球規模の環境問題では,環境変化の発生条件はさまざまな要因のをもち,その変化が及ぼす影響はさらに多方面に及ぶ.その中にあって,水や大気は現象の発生とその伝播に関する重要な物質/媒体であり,循環しながら環境そのものの場を形成せいている.これからの水文学には,これまで主に対象とされてきた地域規模や限定的な水域での水環境の解明に加え,従来の研究の成果を総合して,地球規模で多数の要因が複合する現象についても明らかにすべきことが求められている.
 講義では,地球規模から河川・流域規模までのさまざまなスケールで生起する水文循環過程とその物理的機構について体系的に講義する.
[必要知識・準備]
・基礎的な流体力学
・水文学
・応用水理学
[評価基準]
レポートおよび試験の結果を総合して評価する.
[教科書]
  1. 特に指定しない(適宜プリントを配布).
[参考書]
  1. Eagleson, P.S., Dynamic Hydrology, McGraw-Hill
[講義項目]
1.水とエネルギーの循環
2.降水と蒸発散
3.地表面流出過程