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授業科目名
担当教官
概念情報処理特論
(本年度非開講)
(  )
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
405066 2 (未登録) 1 後期 II
[概要と目標]
 文書データ中の言語記述が伝達しようとする概念について、その工学的な抽出、蓄積、再利用の各技術に関する最新の研究を調査し、現状と将来について議論する。
 コンピュータ内部に概念モデルを構築しこれに推論操作を加える技術は、言語理解を始めとする人工知能の基礎であるが、世界の写像をコンピュータ内部に効率良く構成する方法は未だ模索の段階にある。概念工学はこの分野を対象とする学問領域である。
 以下に本講議の主題を示す。
1 言語と概念との関係
2 概念の表現形式
3 分散型概念ベース
4 人工知能技術との関連
5 オントロジー工学
[必要知識・準備]
 特に必要としないが、人工知能分野とくに知識表現に関する知識があると好ましい。
[評価基準]
 最近の論文を調査、発表してもらい全員でディスカッションを行うが、その調査論文の的確さ、発表とディスカッションの様子から判断される理解の程度を評価対象とする。自分が調査、発表した論文の要旨と授業でのディスカッションの記録をレポートにまとめて最後に提出してもらい、総合的に成績を評価する。
[教科書]
  1.  特に指定しない。資料を配付する。
[参考書]
  1.  特に指定しない。
[講義項目]
 最初の数回の講議で基礎を学んだ後、輪番で最近の論文を調査、発表してもらい、全員でディスカッションを行い理解を深める。
 自分の発表は数週間に1回程度で巡ってくるため、その期間に次の発表のための論文調査、理解、発表準備を行う。