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授業科目名
担当教官
植物栽培生理学特論
高柳  勉
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
327385 2 自然機能開発専攻 1 後期 II
[概要と目標]
植物を食料生産や環境保全に利用するためには,その生理特性を理解する必要がある。今日の分子生物学の進歩は,植物の生命活動を分子レベルで理解し,さらに分子レベルで育種することを可能にしつつある。本講義では,植物分子生物学特論の基礎的内容を発展させ,植物の生命活動のなかでもブドウの生理学(成長と果実の成熟)に焦点を当て,その分子生物学的知見ならびに,最新の遺伝子・細胞工学技術のブドウ栽培への応用を解説する。
[必要知識・準備]
(未登録)
[評価基準]
授業における小テスト(50%),レポート(50%)により評価
[教科書]
(未登録)
[参考書]
  1. テイツ/ザイガー編, 植物生理学(第3版), 倍風館, ISBN:4-563-07784-4
[講義項目]
1. ブドウの品種と起源
2. 開花と受精
3. 果実の成長と細胞分化
4. 果実における植物ホルモンの作用
5. 果実成分の変化(窒素化合物・糖・有機酸)
6. 果実の二次代謝(フェノール化合物)
7. 果実の軟化(細胞壁の化学構造)
8. ブドウの病害レスポンス
9. ブドウ栽培における遺伝子・細胞工学の利用