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授業科目名
担当教官
バイオリアクター特論
黒澤  尋
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
325250 2 (未登録) 1 前期 I
[概要と目標]
バイオリアクター(Bioreactor)は、細胞組織の培養を行い、それらが最大限の機能を発揮するのに最適な培養環境を与える装置である。講義では、細菌、酵母、カビなどの糸状菌、植物細胞、動物細胞など、様々な細胞に対してデザインされたバイオリアクターを紹介し、その特徴を概説するとともに、装置内での細胞増殖、代謝反応、及び物質移動を数式化して表し、装置の能力を定量的に把握する方法について講義する。さらに、応用例として、細胞の高密度培養やバイオセンサー(Biosensor)の例を説明し、バイオリアクターを構築する際の重要技術である細胞や酵素の固定化(Immobilization)法について述べる。
[必要知識・準備]
培養工学及び生物反応工学の知識を有すること。
[評価基準]
出席状況と課題の成績で評価する。
[教科書]
  1. 特に定めていない
[参考書]
  1. Pauline M. Doran, Bioprocess Engineering Principles, Academic Press
[講義項目]
1. Introduction
2. Definitions
3. Growth Cycle for Batch Cultivation
4. Stirred-tank Fermentor
5. Batch or Plug-Flow Fermentor
6. Ideal Continuous Stirred-tank Fermentor
7. Material Balance
8. Evaluation of Monod Kinetics Parameters
9. Productivity of CSTF
10. Comparison of Batch and CSTF