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授業科目名
担当教官
油空圧工学特論
大内 英俊
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
321190 2 (未登録) 1 前期 IV
[概要と目標]
 流体制御系におけるパワーの伝達と制御について概説する.流体制御系とは,作動油,水,空気などの流体を媒体としてエネルギーを伝達し,物体の運動を制御する系のことである.
 本講義では,制御およびサーボ系設計の基礎として,流体制御機器の特性と線形制御理論について学ぶ.制御理論としては,安定性理論,レギュレータやオブザーバの設計,それらを利用したサーボシステムの設計などについて解説する.
[必要知識・準備]
 学部で学習した制御工学,流体工学,数学(微分方程式,ラプラス変換,行列,ベクトル)などの知識があることが望ましい.
[評価基準]
 小テスト(随時)および期末試験を行う.
[教科書]
  1. 小郷寛,美多勉, システム制御理論, 実教出版, ISBN:4-407-02205-1
[参考書]
(未登録)
[講義項目]
流体制御機器
1.流体制御系の基本構成
2.作動流体の種類と特性
3.制御弁の特性
4.アクチュエータの特性
5.流体制御系の特性
6.流体制御系の制御
制御理論
1.状態方程式と安定性理論
2.システムの構造
3.レギュレータおよびオブサーバの設計
4.サーボシステムの設計