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授業科目名
担当教官
材料物性物理特論
渡辺 勝儀
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
321102 2 (未登録) 1 後期 II
[概要と目標]
 世の中には様々な製品があり、その材料となる物質がある。物質がそれらが発現する性質(熱的性質、電気的性質、光学的性質、磁気的性質など)は様々であると言えると同時にその性質を一般的な原理に基づいて説明することもできる。
 物性物理学とは物質の性質を、物理学の原理に基づいて原子・電子レベルまで掘り下げて考える学問である。物性物理学の基本的なモデルや概念を理解し、そのモデルから導かれる結果が観測される現象や応用といかに結びついているか議論する。
[必要知識・準備]
 本科目を学ぶためには、学部で履修する質点及び質点系・剛体の力学、電磁気学、量子力学、固体物理学、材料関係科目の内容を理解していることが望ましい。
[評価基準]
 評価は主には定期試験、並びにレポートで行う。試験やレポートでは、(1)基本的なモデルを理解しているか、(2)モデルと物理現象との対応を理解しているか、(3)現実的な計算ができるか、などを問う。
[教科書]
  1. 岡崎誠, 固体物理学 工学のために, 裳華房, ISBN:4-7853-2214-4
[参考書]
(未登録)
[講義項目]
物性物理とは何か
量子力学の復習
結晶構造と周期性
k空間
固体の結合
格子振動
格子比熱と熱伝導
自由電子論
エネルギーバンド
バンド理論の応用
電気伝導
光学的性質
磁性
半導体の物理