授業科目名	作曲特論Ｂ
時間割番号	534401B
担当教官名	藤原　嘉文
開講学期・曜日・時限	前期・火・III	単位数	2
＜対象学生＞
大学院教科教育専攻音楽教育専修学生
＜授業の目的および概要＞
現代音楽の現状を概観し、多くの作品の分析を通して、個々の指向する世界を表出するためにどのようなシステムを考え、その手段としてどのような書法や形態が編み出されたのかを研究する。それぞれの学生の能力と関心に応じ、作品研究と創作実習をとおして、確固たる理論に裏付けられた技術の習得を目指す。
＜授業の方法＞
研究→作品制作→発表というかたちで授業をすすめる。演奏者を交えての試演、意見交換等できるだけ多くの実演の機会を持ちたい。
＜成績評価の方法＞
研究、作品の内容に平常所見を加味し、総合的に評価する。
＜受講に際して・学生へのメッセージ＞
現代は情報に満ちあふれた時代である。だからこそ、音楽の原点に立ち戻り根源をじっくり見つめたい。その上で、現代において自分は創作者としてどのような表現ができるのかを日々考え、自由な精神で実践してほしい。
＜テキスト＞
特に無し。
＜参考書＞
西村朗作曲, 6人の打楽器奏者のために　ケチャ, 音楽之友社, (オーケストラ・ミニチュア・スコア) 八村義夫作曲, ８人の奏者のためのコンチェルト, 音楽之友社, (オーケストラ・ミニチュア・スコア) 広瀬量平作曲, チェロ協奏曲〈悲〉(トリステ)　, 音楽之友社, (オーケストラ・ミニチュア・スコア) 松村禎三作曲, 管弦楽のための前奏曲, 音楽之友社, (オーケストラ・ミニチュア・スコア) 松村禎三作曲, 弦楽四重奏とピアノのための音楽, 音楽之友社, (オーケストラ・ミニチュア・スコア)
＜授業計画の概要＞
履修者の関心と能力により研究をすすめる。