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授業科目名 教育思想特論演習
時間割番号 510704
担当教官名 寺崎 弘昭
開講学期・曜日・時限 後期・火・III 単位数 2
<対象学生>
1年次生
<授業の目的および概要>
 <教育(educatio)>の思想は、基本的には新たないのちを産み出し養う営みをめぐる思考(パンセ)である。したがって、教育思想の淵源を辿れば、それは必然的に生を養う思想の歴史と接点をもち、また重なることになる。身心のケアにまつわる思想との接点で、教育の思想はもう一度豊かに捉え直されねばならないということである。
<授業の方法>
演習
<成績評価の方法>
出席と貢献度を総合して評価する。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
(未登録)
<テキスト>
  1. フィリップ・ピネル, 精神病に関する医学=哲学論, 中央洋書出版部, ISBN:4-924679-35-6
<参考書>
  1. Roy Porter, Madness: a brief history, Oxford University Press, 2002, ISBN:4-924679-35-6
  2. ジョルジュ・バタイユ, 呪われた部分 有用性の限界, ちくま学芸文庫, ISBN:4-480-08747-8
<授業計画の概要>
今回は、ピネル『精神病に関する医学=哲学論』(1800年)をとり上げる予定。

1.イントロダクションを行なったうえで、参加者の関心を交流し、具体的に検討する文献史料を選定した授業計画を策定する。
2.ピネル『精神病に関する医学=哲学論』を含む基本的文献について、実際に、講読を進める。