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授業科目名 教育方法学特論
時間割番号 510601
担当教官名 沢登 義洋
開講学期・曜日・時限 前期・月・IV 単位数 2
<対象学生>
1-2年次大学院学生を対象学生とする。
原則として内地留学生等の履修を許可する。
<授業の目的および概要>
教師は学校で何のためにどのような形態で学習者に教育情報を提供するのかという教育方法学の根幹について洞察を深めることが授業の目的である。そして特に,現在のカリキュラム研究についての検討を通して,各研究者の最新の研究動向を探る。カリキュラム研究の哲学的側面,歴史学的側面,政策学的側面,実践学的側面等から多角的に学校教育を再検討する。
<授業の方法>
講義形式と演習形式を授業の方法として採用する。
<成績評価の方法>
出席状況50点。
定期試験50点。
合計100点で成績評価をする。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
大学内のサテライト会場を結んで遠隔授業を実施する予定。
<テキスト>
  1. 『現代カリキュラム研究』, 学文社, ISBN:476201074X,
    (2001年)
<参考書>
  1. 『教育課程・教育方法論』, 学事出版, ISBN:4761908270,
    (2002年)

  2. 佐藤秀夫,寺崎昌男, 『日本の教育課題(9)』, 東京法令出版
  3. 東京法令出版
  4. 白石克己,廣瀬敏夫,金藤ふゆ子編, 『ITで広がる学びの世界』, ぎょうせい, ISBN:4-324-06429-6
  5. 天野正輝編, 『総合的学習のカリキュラム創造』, ミネルヴァ書房, ISBN:4-623-02983-2
<授業計画の概要>
1  授業のオリエンテーション
2  カリキュラム開発の今日的課題と方法
3  教育研究とカリキュラム研究
4  カリキュラム・アクション・リサーチの歴史的展開と本質的要素
5  教育課程編成における世界(人間)観的規定
6  SBCDによるカリキュラム開発の方法
7  学校が主体となったカリキュラム開発に向けて
8 「学習者であること」を学ぶ
9  明治後期の学校教育における家庭生活教育の形成
10 戦後初期における東京高等師範学校附属小学校の総合カリキュラム
11 高等学校総合学習の継承と革新
12 情報化時代の教育と教育課程の在り方
13 わが国の科学教育の問題と課題
14 現代中国の教育目的にみるナショナリズムの変容
15 授業のまとめ