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授業科目名 教育相談特論
時間割番号 510205
担当教官名 鳥海 順子
開講学期・曜日・時限 前期・木・II 単位数 2
<対象学生>
大学院1・2年生
<授業の目的および概要>
教育現場では、不登校、いじめなど学校現場で不適応をおこしている児童、生徒の増加が問題となって久しく、教育相談に対する教師の力量が求められています。また、最近では、学習障害(LD)など軽度発達障害と言われる児童・生徒への対応が通常学級における課題となってきています。この授業では、これら様々な不適応状態にある児童・生徒を心理学的に理解しながら、具体的な対応方法をカウンセリング理論を通して学習します。 教師が行うカウンセリングの特徴を把握し、実践に活用していく力量を身につけることを目標とします。
<授業の方法>
ゼミ形式で学生のプレゼンテーションを中心に学習を進めます。
<成績評価の方法>
出席(15%)
授業発表(15%)
筆記試験(記述形式)(70%)
(評価の基本方針)出席、授業発表、筆記試験に基づいて総合的に評価します。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
受動的ではなく、共に授業を創り上げる積極的参加を望みます。
*オフィスアワーは木曜日?時限目に実施しています。
<テキスト>
  1. 友久 久雄, 学校カウンセリング入門, ミネルヴァ書房, ISBN:4-623-03095-4
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
1. カウンセリングとは
2. 学校カウンセリングの特徴
3.カウンセリングの基礎
4.児童・生徒の発達の捉え方
5.教師の行うカウンセリング
6.カウンセリング理論(1)
7.カウンセリング理論(2)
8.スクールカウンセラーとは
9.スクールカウンセラーの活用
10.事例検討(1)不登校
11. 事例検討(2)いじめ
12. 事例検討(3)非行
13. 事例検討(4)摂食障害 
14. 事例検討(5)軽度発達障害
15.教育相談の問題と課題