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授業科目名 環境地学実験III
時間割番号 191043
担当教官名 角田 謙朗/石垣 武久/安達 隆史
開講学期・曜日・時限 前期・火・III-1~IV-1 単位数 1
<対象学生>
ソフトサイエンス課程環境科学コース
<授業の目的および概要>
地球科学的手法による環境・古環境解析の応用的実験。
地質学的に地殻の変動を判読する。
気象及び大気環境に関する専門的なデータ解析・推算を行なう。
<授業の方法>
微化石試料の処理、化石の同定、環境・古環境の解析などの実験。
岩石の破砕度を鉱物の機器分析により判定する。
地殻変動を野外で観察、測定する。
気象・大気環境分野では、観測機材が整えば観測も加えたい。
<成績評価の方法>
レポートを課す。1回ごとに評価点をつけてそれらの平均で評価する。欠席の回の評価点は原則として零点となるので、十分注意すること。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
地学分野に所属する3年生は、卒業研究に必要なので必ず履修すること。
<テキスト>
  1. 資料を配布する。
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
1.有孔虫や珪藻を用いた環境・古環境の解析実験(石垣)。
 野外で試料を採集し、標本を抽出・分析して、現在の環境や古環境を解析する。(5回)
2.地殻の変動を地質学的に判読する(角田)。
(1)風化帯や未風化帯の岩石、粘土鉱物の生成から地球変動を推定。
(2)地形の特徴、堆積の様子、断層や破砕帯の測定から地殻変動を推定。
3.気象及び大気拡散(安達)
大気境界層及び乱流拡散に関するデータ解析・推算。(実験・観測を含む場合あり。)
(1)平坦地形での大気境界層の風向風速・気温
(2)平坦地形での大気乱流
(3)海風時の内部境界層と大気拡散
(4)複雑地形での気流と大気拡散