授業科目名	健康運動処方実習
時間割番号	172010
担当教官名	小山　勝弘
開講学期・曜日・時限	後期・火・II	単位数	2
＜対象学生＞
3，4年次生
＜授業の目的および概要＞
健康づくりのための運動処方の基本に基づき，各種運動負荷テストの進め方，データの評価方法，さらには運動指導に必要な様々技術について実習を通して学ぶ．行動調査や栄養調査の方法を理解し，実習により体験する．またレジスタンストレーニングの処方に必要な基礎知識を習得する．
＜授業の方法＞
講義と実験・実習
＜成績評価の方法＞
1.出席　授業回数の3分の2以上の出席が試験を受験する条件とする 2.レポート　2回のレポート課題を課し，最高50点を与える 3.試験　基礎的知識の理解度、論理性について評価し，最高50点を与える
＜受講に際して・学生へのメッセージ＞
「健康運動処方概論」で得た知識をより実践に近い形で学習するので，現場での指導に直結する内容を実習できる．
＜テキスト＞
(未登録)
＜参考書＞
必要に応じて授業内で紹介する．
＜授業計画の概要＞
1．オリエンテーション 2-5．最大酸素摂取量の測定・評価方法 （最大負荷法と最大下負荷法，トレッドミルと自転車エルゴメーター） 6-7．無酸素性作業閾値（AT），換気性閾値（VT），の決定・評価方法 　OBLA（乳酸蓄積開始点），ダブルプロダクトの観察も含む 8．運動による消費カロリー量についての，推定値と実測値の関連 　運動強度から求めた理論的推定値と，酸素摂取量からの求めた推定値とのズレ 9．食事・行動調査の進め方と評価方法 10．W-up，C-downの意義と実際 　ストレッチングの理論と方法 11-14．レジスタンストレーニングの理論 　筋の収縮様式と特性 　フリーウェイトとマシンの特性 　筋の形態と筋力発揮特性 　単関節筋と多関節筋のトレーニング効果の違い 　レジスタンストレーニング処方の原則 15．筋の収縮様式と血中乳酸濃度，遅発性筋肉痛との関連性