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授業科目名 芸術学研究
時間割番号 171022
担当教官名 平野 千枝子
開講学期・曜日・時限 後期・月・III 単位数 2
<対象学生>
2,3年次生
<授業の目的および概要>
西洋近代美術の多くの作品を、主に社会との関係から考察する。その際、芸術学において検討されてきたさまざまな方法論をとりあげ、解説する。芸術作品から読みとることのできる意味の豊かさや葛藤を知ってほしい。
<授業の方法>
スライド等を用いた講義形式。
<成績評価の方法>
出席、学期末レポート。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
(未登録)
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
  1. Richard R. Brettell, Modern Art 1851-1929: Capitalism and Representation, Oxford Unversity Press, 2000.
<授業計画の概要>
1.1851年のロンドン万国博覧会
2.レアリスムからシュルレアリスムへ(1)
3.レアリスムからシュルレアリスムへ(2)
4.レアリスムからシュルレアリスムへ(3)
5.資本主義と都市の文化
6.複製されたイメージの流通
7.見ることの直接性という考え
8.グラフィックの氾濫と間接性
9.美術館/展覧会というメディア
10.近代美術と図像解釈学
11.性と身体の表象
12.階級の表象
13.主題のない芸術(風景画・抽象絵画)
14.近代美術の国際主義と国家主義
15.レポートの書き方、調べ方

〈オクスフォード・ヒストリー・オブ・アート〉シリーズの『近代美術 1851-1929:資本主義と表象』(参考書1)に準拠して進行し、随時議論を補足しスライド等図版により解説する。進行は上記からずれることがある。