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授業科目名 作曲理論演習
時間割番号 171017
担当教官名 藤原 嘉文
開講学期・曜日・時限 前期・火・IV 単位数 2
<対象学生>
生涯学習課程芸術運営コース学生
<授業の目的および概要>
音楽の基礎理論のひとつである和声の初歩を、総合和声(音楽之友社)をテキストに用いながら実習する。基礎的段階を徹底的にマスターすることを第一義とする。同時に基礎楽式の研究を行ない、それらを応用して簡単な作編曲を試みる。
<授業の方法>
各項目毎に、概説→実習→発表というかたちで授業をすすめる。
<成績評価の方法>
課題の実習内容、試演発表、期末試験に平常所見を加味し総合的に評価する。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
作曲法や作曲理論の初心者を対象とする。「音楽基礎研究」又は「ソルフェージュ」を履修しているほうが望ましい。そうでない場合、前もって楽典の初歩を予習しておくことが必要である。授業の性格上、相当量の自宅における研究、実習や制作が必要である。又、段階的な学習の積み重ねが必要なので、できる限り欠席しないように望む。
<テキスト>
  1. 島岡 譲 他, 総合和声, 音楽之友社, ISBN:4-276-10233-2
<参考書>
  1. 授業内で適宜指示する。
<授業計画の概要>
1.和声記号、カデンツ、転回位置
2.全終止、半終止、偽終止、変終止、ピカルディーI
3.メロディーの和声付け実習1
4.メロディーの和声付け実習2
7.保続音
8.ドッペルドミナント、準固有のIV
9.メロディーの和声付け実習3
10.借用和音と転調
11.メロディーの和声付け実習4
12.基礎楽式(2部、3部形式)による楽曲の研究1
13.基礎楽式(2部、3部形式)による楽曲の研究2
14.自由編曲・自由作曲
15.上記作品の試演とまとめ