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授業科目名 | 学習困難児の教育と心理学 | ||
時間割番号 | 164051 | ||
担当教官名 | 鳥海 順子 | ||
開講学期・曜日・時限 | 後期・木・II | 単位数 | 2 |
<対象学生> | |||
1~4学年 | |||
<授業の目的および概要> | |||
通常教育の中に学習上困難さをもつ子どもたちが存在する。知的発達に問題はないが、落ち着きがなく、衝動的に行動する、注意が散漫で指示が入らない、極端に漢字が覚えられない、計算が不得意、相手の気持ちがわからないので友人とのトラブルが絶えない等々の子どもたちである。これら多様な教育的ニーズをもつ子どもたちのために、今、学校現場や教師が大きく変わることを求められている。 この授業では、まず、このような子どもたちの教育についての世界的な動向について考え、「特別支援教育」という日本における新しい教育の動きを把握してもらう。そして、このような子どもたちを含んで指導していくためには、教師に今どのような力量が求められているのかを学ぶ。受講生に具体的な指導計画を立て、発表することを求める。その作業を通して手具体的にどのような指導を展開していくのかについて学習を深める。特別支援教育という今日的な教育的課題について最新の知識を得ることと、実践に役立てる力を育成することとを目標にしている。 |
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<授業の方法> | |||
基本的には講義形式であるが、学校におけ具体的な指導方法についてはグループワークを中心に学び合う。 | |||
<成績評価の方法> | |||
出席は2/3以上を求め、評価の対象とします。(20%) グループワークを通しての発表や提出物も評価します。(レポート)(20%) 授業最終日に筆記試験(選択・論述他)を行います。(60%) (評価の基本方針) 特別支援教育についての基本的な考え方を学び、問題意識を高めること、授業での知識を実践に結びつける方策を考える視点を育てることを目的とし、総合的に評価します。 |
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<受講に際して・学生へのメッセージ> | |||
この授業はすべての教員志望の学生にとって必要な科目です。受動的ではなく、共に授業を創り上げる積極的参加を望みます。 *オフィスアワーは木曜日?時限目に実施しています。 |
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<テキスト> | |||
<参考書> | |||
(未登録) | |||
<授業計画の概要> | |||
授業は参加学生の状況に応じて変わることがあります。一応の目安と考えて下さい。 1.学習上の困難さとは :学習上の困難さの捉え方 2.児童・生徒の教育的ニーズ(1) :学校における教育的ニーズとは何か 3.児童・生徒の教育的ニーズ(2) :教育的ニーズもつ児童・生徒とは 4.児童・生徒の教育的ニーズ(3) :実態把握とは 5,教師側の教育的ニーズ(1):教師側にあるニーズとは 6.教師側の教育的ニーズ(2):教師に求められる力とは 7.特別支援教育の動向 :わが国における特別支援教育の状況 8.山梨県の特別支援教育 :山梨県における特別支援教育の状況 9.特別支援教育の課題 :特別支援教育を実現するための課題 10.具体的な指導方法(1) :課題に即してのグループワーク 11.具体的な指導方法(2) :課題に即してのグループワーク 12.具体的な指導方法(3)):課題に即してのグループワーク 13.個別指導計画(1) :個別指導計画の作成(1) 14.個別指導計画(2) :個別指導計画の作成(2) 15.学習困難児の教育に関する課題 :問題点と課題を明らかにします。 |