授業科目名	家庭経済学
時間割番号	163603
担当教官名	常秋　美作
開講学期・曜日・時限	前期・金・II	単位数	2
＜対象学生＞
家政教育専修２，３年生
＜授業の目的および概要＞
今日の国民経済の枠組みの中で、家庭という経済体がどのような位置にあり、どのような機能や役割を果たしているかを概説するとともに、家庭経済学としての基本的な諸概念について講義する。
＜授業の方法＞
必要に応じてコピーを配布し、また、経済分析指標の計算を演習しながら、講義を進める。
＜成績評価の方法＞
レポート提出、出席、定期試験を勘案し、総合的な成績評価とする。
＜受講に際して・学生へのメッセージ＞
経済的な感覚を身につけること。
＜テキスト＞
(未登録)
＜参考書＞
改訂家庭経済学提要（光生館） 家庭経済学（明文書房）
＜授業計画の概要＞
１．オリエンテーション ２．国民経済の構造と家計の位置 ３．消費の本質 ４．消費選択と効用関数 ５．消費と所得の関係（消費性向） ６．需要と価格（需要の弾力性） ７．貯蓄と所得の関係（貯蓄性向） ８．消費支出の分類とその一般的法則 ９．所得の源泉形態と分配の平等性 10．貯蓄の諸形態とその社会的機能 11．消費財の流通機構 12．消費者物価指数の計算法 13．家事労働の経済的意義 14．家計把握の方法（消費と所得） 15．家計把握の方法（資産と負債）