山梨大学電子シラバス>検索結果一覧>授業データ



授業科目名 論理回路
時間割番号 163452
担当教官名 藤田 孝夫
開講学期・曜日・時限 後期・水・I 単位数 2
<対象学生>
(指定なし)
<授業の目的および概要>
「情報概論」の発展として、コンピュータや制御等で利用される、基本的な組合せ回路や順序回路について学ぶ。特に、CPU の基本部分を構成する数学的及び論理的演算、簡単な自動販売機、流れ作業制御等を理解し、コンピュータのハード的側面を知る。
<授業の方法>
授業は基本概念の提示、その応用方法の解説を行い、理解したところで演習問題を解く。
<成績評価の方法>
演習問題解答、レポート、定期試験等による。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
情報概論は受講済のこと。 スイッチがコンピュータの基本原理になるというのは
周知かと思うが、それ以上に、日常何気なく行う、ドアの開閉動作がコンピュータ
の記憶、制御を成り立たせているのである。door 論理とはなにか考えておいて欲しい。
<テキスト>
  1. ISBN:4875931352,
    (門脇 信夫、論理回路入門、工学社)
<参考書>
<授業計画の概要>
1. 論理回路の設計方法。
2. 模擬キーボード。
3. 組合せ回路。
4. データ変換
5. ALU、CPU への発展
6. Transistor と汎用論理素子。TTL,
CMOS。
  ゲート素子の特性、規格
7. 演習
8. 順序回路。
9. リレーによる Lock-Up 回路。バスの降車
報知。  Door logic が分かります。
10. Flip-Flop, ラッチ、 RS-FF
  使ってはいけない機能を使うとどうなるか
  nor 2個だけでりっぱなコンピュータとは?
11. 各種同期式 FF
12. カウンター、簡単な流れ作業
13. 簡単な自動販売機
  やっとコンピュータの本質が見えてきます
14. 演習
15. 試験