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授業科目名 情報概論
時間割番号 163451
担当教官名 藤田 孝夫
開講学期・曜日・時限 前期・水・I 単位数 2
<対象学生>
ソフトサイエンス、技術 1年
<授業の目的および概要>
情報理論やコンピュータを理解する上で基礎となる2値論理の概念を習得する。内容としては 1)情報量 2)2進数及び演算 3)各種符号 4)Boole 代数 5)カルノー図 6)論理回路設計を主なテーマとする。
<授業の方法>
授業は基本概念の提示、その応用方法の解説を行い、理解したところで演習問題を解く。
<成績評価の方法>
演習問題解答、レポート、定期試験等による。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
なぜ人類は10進法を用いるようになったのだろうか。指が10本だからというのがその根拠だが、ちとおかしくはないだろうか。指が10本なら、0,1,2,..,9,10 と 11 が一塊になり、11進法を利用するのが自然ではなかったのかと思うが、反論期待。
<テキスト>
  1. ISBN:4875931352,
    (門脇 信夫、論理回路入門、工学社)
<参考書>
<授業計画の概要>
1.情報とは何か。その数量化は出来るのか。
2.r-進法。なぜ2進法か。
老化防止には2進法で指の運動を。
3.2進法の演算。負の数、小数の表現。 
大学に来てまで足し算引き算の学習。 
負の数で落ちこぼれないように。
4.2進法で何が表現出来るか。
5.演習。
6.0/1 の世界。真理値表、論理関数。
7.0/1 の数学(Boole Algebra)。 
1+1=1 の世界です。
8.論理関数の各種表現。
ほんとにコンピュータは and.or,not で出
来るのか。
9.and,or,not,xor,nand,nor 素子と相互変換
10.論理関数の簡単化とその必要性。
11.カルノー図とその応用。
12.演習
13.簡単な論理回路設計。
14.加算回路から ALU へ, そして CPU へ。
15. 試験