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授業科目名 | 木材加工基礎実習 | ||
時間割番号 | 163402 | ||
担当教官名 | 渡辺 利一 | ||
開講学期・曜日・時限 | 前期・水・IV | 単位数 | 1 |
<対象学生> | |||
(指定なし) | |||
<授業の目的および概要> | |||
木材は比較的入手しやすく、加工が容易で親しみやすく、そのうえ材料として優れた性質を備えているので、人間が物を作る材料として古くから用いられてきた。しかしその反面、生物材料である木材特有の性質から、加工に際しては種々の工夫が必要である。長い間、私達の祖先が工夫してきた、優れた木工具類の特性・機能や基礎的な加工法を木材加工基礎実習により体験的に実習する。 | |||
<授業の方法> | |||
テキスト、教材により木材・木質材料の性質、木工具の特性、基礎的な木材加工法を概説し、実習課題の花壇用名札、レターラックの製作により授業を進める。 | |||
<成績評価の方法> | |||
出席状況、実習態度、課題作品、テストによる総合評価 | |||
<受講に際して・学生へのメッセージ> | |||
木材はあまりにも身近にあって、その良さが認識されていない面がある。生物材料である木材の加工の容易さ、暖さ、親しみやすさ、難しさを実習を通して人間本来の製作本能や、より上手になりたいという欲求を満たしながら学んでもらいたい。 | |||
<テキスト> | |||
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<参考書> | |||
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<授業計画の概要> | |||
1.木材・木質材料の種類と性質、用途 2.接合材料、木工塗料、家具金物の種類と特徴 3.木工基本工作法と木工具の使い方、手入の方法、電動工具の種類と機能、操作方法 4.木材の選択、変形の修正と防止、木取り、木材塗装の基礎と塗装用具の使い方 5.実習、花壇用名札の製作 (のこぎり挽き、かんな削りによる板、割材の基準面作り) 6. 〃 (けがきとかんな削りによる厚さ、幅、長さ決め) 7. 〃 (釘、接着剤による接合、組立、研ぎ) 8. 〃 (素地調整と水性塗料による塗装) 9.実習、レターラックの製作(木取り、かんな削りによる厚さ、幅、長さ決め) 10. 〃 (図案、型どり、糸のこ盤による外形、刳り抜き加工) 11. 〃 (釘、接着剤による接合、組立、研ぎ) 12. 〃 (素地調整と目止、ウレタン塗料による塗装) 13. 作品評価 14. かんな刃、のみの研ぎ 15. 期末テスト |