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授業科目名 身体運動学実験
時間割番号 163218
担当教官名 植屋 清見
開講学期・曜日・時限 後期・水・I 単位数 1
<対象学生>
(指定なし)
<授業の目的および概要>
「身体運動学」で習得した基礎理論に立って、各種身体運動の実験測定を行う。身体重心高の測定を始め、力量計による垂直跳びの発揮パワー、走・跳・投動作のビデオ撮影及びそのコンピューター解析(とりわけ3次元)、慣性負荷法や筋電図による筋収縮の動特性、技術の技能化に関するシネマトグラフィー等、体育及びスポーツの科学的指導という観点からの各種実験を行う。
<授業の方法>
前期修めた身体運動学の理論を各種実験を通して検証を図る。受講生の興味関心に沿って上記(授業の目的および概要)以外の実験も行われる可能性を持つ。
<成績評価の方法>
1)授業への参加、2)授業態度、3)実験に関するレポート(学術研究論文の体裁を踏む)等総合的観点から行われる。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
将来、体育およびスポーツの指導者になった時に「ため」になる授業として受講して欲しい。
<テキスト>
  1. ISBN:4764410281,
    (金子公著「改訂スポ−ツバイオメカニックス入門」(杏林書院)他)
<参考書>
  1. 授業中に適宜指示する。
<授業計画の概要>
1.前期受講した身体運動学(バイオメカニクス)の振り返り
2.身体運動学実験のオリエンテーション
3.オリエンテーションによって授業計画を計画する
4.実験内容
  1)力量計による各種測定ー垂直跳びの力学、着地動作・歩行・走行運動等、
  2)ビデオカメラによる撮影、コンピューター解析~走・跳・投動作、各人が望む各   種動作(例えば、サッカーのキック動作等)
  3)EMG(筋電図)測定
  4)筋収縮論に関する各種測定~Concentric Contraction(Force-Velocity, Force-Power関係), Isometric Contraction(性的最大筋力),Eccentric Contraction
等の現象の確認
5)かけ声効果
6)慣性負荷法による筋収縮のエネルギー特性(示性式)からの筋収縮の動特性
7)筋収縮に関する科学的トレーニング論
これらの実験は全て、学術研究論文の体裁でまとめ、提出する。



オリエンテーション時の調査によって授業計画の概要を最終決定する。