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授業科目名 音楽学特別研究
時間割番号 162952
担当教官名 荒川 恒子
開講学期・曜日・時限 後期・木・II 単位数 2
<対象学生>
学校教育課程音楽教育専修
<授業の目的および概要>
音楽学の分野で、西洋音楽に関するテーマで卒業論文を執筆している者に対する指導を目的とする。したがって履修者は、それぞれのテーマにそって指導を受けることとなる。本講は後期に初めて開講されるので、3年生までに「音楽史I、II」を受講し、研究の姿勢をあらかじめ学んでいることが望ましい。しかし必須要件ではない。また文献を探す方法等も教授する。
<授業の方法>
個人指導であるが、履修者が互いに学びあい、協力、啓発しあえるように、全員が同時に出席すること。調べてきたことを、毎時間発表させ、それに対してコメントを与える。その後かならずまとめを書きためておくこと。
<成績評価の方法>
平常の取り組みを重視する。さらに卒業論文の内容を加味して評価を行う。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
少しずつでも、積み重ねて研究をすることが望ましい。研究成果が上がらなかった時でも出席し、他の履修者の発表を聞くこと。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
  1. R.J.ウインジェル(宮澤/小倉訳), 音楽の文章術, 春秋社, ISBN:4-393-93735-x
<授業計画の概要>
1.各履修者の研究テーマの紹介
2.すでに行った研究の過程を説明させ、コメントを与える
3.前回のコメントに対する反応および修正を発表させる
4.まだ手のつけられていない部分の研究を続行させる
5.すでに研究の進んでいる部分に関しては、文章化させる
6.研究に際しての質問に応じ、文章化されたものを添削
7.研究がわき道にそれないように、テーマを確認させる
8.研究、文章化を続行させる
9.論文全体の構成を発表させる
10.論文で述べるべき内容で、まだ研究がなされていない部分がないか確認する
11. 論文に入れるべき内容で、まだ文章化されていない部がないか確認する
12. 論文全体をパッチワークのように並べさせる
13. 全体が論理的に組み合わされているか確認する
14. 注、譜例、文献一覧表のつけ方についてコメントを与える
15. 最後の質問、相談の時間