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授業科目名 現代音楽研究
時間割番号 162915
担当教官名 藤原 嘉文
開講学期・曜日・時限 後期・水・I 単位数 2
<対象学生>
学校教育課程音楽教育専修学生
<授業の目的および概要>
現代音楽の現状を概観し、多くの作品の分析を通して、個々の指向する世界を表出するためにどのようなシステムを考え、その手段としてどのような書法や形態が編み出されたのかを研究する。さらにそれらを応用して作品制作に反映させる。
<授業の方法>
各項目毎に、概説→研究・実習→発表というかたちで授業をすすめる。演奏者を交えての試演、意見交換等できるだけ多くの実演の機会を持ちたい。
<成績評価の方法>
課題の実習内容、提出作品に平常所見を加味し総合的に評価する。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
作曲・編曲を専攻する学生は是非受講することを勧める。授業の性格上、相当量の自宅における研究、実習や制作が必要である。又、段階的な学習の積み重ねが必要なので、できる限り欠席しないように望む。
<テキスト>
  1. 特になし。
<参考書>
  1. ラヴェル作曲, バレエ音楽《マ・メール・ロワ》, 音楽之友社,
    (オーケストラ ミニチュア・スコア)

  2. ムソルグスキー作曲, 展覧会の絵(ラヴェル編曲), 音楽之友社,
    (オーケストラ ミニチュア・スコア)

  3. 武満 徹作曲, 地平線のドーリア, 音楽之友社,
    (オーケストラ ミニチュア・スコア)

  4. 矢代秋雄作曲, ピアノ協奏曲, 音楽之友社,
    (オーケストラ ミニチュア・スコア)

  5. 矢代秋雄作曲, 交響曲, 音楽之友社,
    (オーケストラ ミニチュア・スコア)
<授業計画の概要>
1.オリエンテーション
2.現代における音楽および作曲の現状の概観する
3.作品分析と書法研究/20世紀前半の音楽
4.作品分析と書法研究/20世紀後半の音楽
5.作品分析と書法研究/電子音楽
6.作品分析と書法研究/ポピュラー音楽からの
影響
7.作品分析と書法研究/諸民族の音楽からの影響
8.制作実習1
9.制作実習2
10.制作実習3
11.記譜法研究
12.演奏実習1
13.演奏実習2
14.作品発表
15.まとめ