授業科目名	集合と写像
時間割番号	162422
担当教官名	中井　喜信
開講学期・曜日・時限	後期・月・IV	単位数	2
＜対象学生＞
数学教育専修、数理情報コース、１年
＜授業の目的および概要＞
数学全体は集合set（ensemble，Menge）の言葉で述べられている。いわば新しい外国語で、論理的に概念・推論を述べるような具合です。そのために、集合の考えを身につけるのが目的。
＜授業の方法＞
主に講義による。演習や小テストを適宜行なう。
＜成績評価の方法＞
定期試験、小テスト、レポート、授業時の演習の解答などにより総合的に判断する。
＜受講に際して・学生へのメッセージ＞
数学学習のための基本的概念・道具の一つですので、必ず、受講されたい。 線形代数学・微分積分学も受講しておくこと。
＜テキスト＞
森田茂之, 「講座」数学の考え方？　集合と位相空間, 朝倉書店, ISBN:4-254-11588-1, (定価3，800円)
＜参考書＞
適宜、指示する。資料も時に配布する。
＜授業計画の概要＞
（０）集合とは、命題とは、無限とは （１）数学的な把握の仕方 （２）論理と集合 （３）数の体系 （４）実数の全体 （５）写像 （６）濃度、順序数 （７）再び、無限とは；選択公理・他 （８）再び、数の体系；Peanoの公理と数学的帰納法 但し順序は適宜変える。