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授業科目名 社会科教育学概論
時間割番号 162327
担当教官名 服部 一秀
開講学期・曜日・時限 前期・月・III 単位数 2
<対象学生>
2年生以上
<授業の目的および概要>
社会科の本質や基底をめぐる様々な基本概念を取りあげ、各々の一般的な意味内容や対極的な捉え方を整理するとともに、そのような捉え方の相違によって導かれる対比的な社会科実践を検討し、それらをもとに現行の社会科の原理的性格を考察する。
<授業の方法>
演習形式で行う。
<成績評価の方法>
・2/3以上の出席が単位取得の必須条件となる。
・各回の報告・討論と最終レポートあるいは試験によって評価を行う。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
「初等社会科教育法」あるいは「中等社会科教育法I」の何れかを履修した上での受講が望ましい。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
  1. 文部省, 小学校学習指導要領解説社会編, 日本文教出版, ISBN:4-536-40072-9
  2. 文部省, 中学校学習指導要領解説社会編, 大阪書籍, ISBN:4-7548-0011-7
  3. 森分孝治・片上宗二編, 社会科重要用語300の基礎知識, 明治図書, ISBN:4-18-450004-8
  4. 社会認識教育学会編, 社会科教育学ハンドブック, 明治図書, ISBN:4-18-441807-4
  5. 日本社会科教育学会編, 社会科教育事典, ぎょうせい, ISBN:4-324-06311-7
<授業計画の概要>
1.オリエンテーション
2.社会科の本質をめぐる基本概念(1)
3.社会科の本質をめぐる基本概念(2)
4.社会科の本質をめぐる基本概念(3)
5.社会科の本質をめぐる基本概念(4)
6.社会科の本質をめぐる基本概念(5)
7.対比的な社会科実践
 *第2~7回においては、「実用主義」「教科主義」「公民的資質」「地理認識」「歴史認識」「社会認識」「学力」などの概念を順次検討し、対比的な社会科実践を取りあげる。
8.社会科の基底をめぐる概念(1)
9.社会科の基底をめぐる概念(2)
10.社会科の基底をめぐる概念(3)
11.社会科の基底をめぐる概念(4)
12.社会科の基底をめぐる概念(5)
13.対比的な社会科実践
 *第8~13回においては、「知識」「経験」「判断」「理解」「説明」「問題解決」「批判」などの概念を順次検討し、対比的な社会科実践を取りあげる。
14.現行社会科の原理的性格