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授業科目名 | 公共の経済学 | ||
時間割番号 | 162281 | ||
担当教官名 | 大友 敏明 | ||
開講学期・曜日・時限 | 前期・火・II | 単位数 | 2 |
<対象学生> | |||
社会科専修講座、共生社会コース,国際文化コース | |||
<授業の目的および概要> | |||
公共の経済を金融の側面を通じて考えていく。金融という業態は、一面では金融機関という私企業が担っているが,他面では中央銀行や郵政公社の公的金融が担っている。しかしそれだけではなく,じつは銀行自体も私企業であるという側面と地域社会への資金供給や預金者への預金保護という公的側面ももっている。金融を中心に現代の日本経済の問題を明らかにしていきたい。 | |||
<授業の方法> | |||
現在の金融的諸問題を理解するためには,まずもって金融の基礎理論と金融政策を知らなくてはならない。そこで,最初に理論と政策を講義する。次にそれをふまえて現実の問題を考察する。 | |||
<成績評価の方法> | |||
レポート1回(30%)と定期試験(70%)の総合評価で評価する。 | |||
<受講に際して・学生へのメッセージ> | |||
本講義は,共生社会および国際文化コースの必修科目である。経済学を得意としていない分野の履修者も,毎年優秀な成績で履修していくので,何ら問題はないと思っている。要は,本人と努力とやる気である。社会で何がしかのことを発言していく力を持つためには、まず現実そのものを正確に理解しなくてはならない。 | |||
<テキスト> | |||
(未登録) | |||
<参考書> | |||
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<授業計画の概要> | |||
1.現代を理解する思想の二大潮流―保守とリベラル 2.金融の基礎理論ー信用の必然性 3.商業信用 4.銀行信用(1) 5.銀行信用(2) 6.金融市場(1) 7.金融市場(2) 8.中央銀行の成立 9.金融政策(1) 10.金融政策(2) 11.金融恐慌 12.中央銀行の最後の貸し手機能 13.政府の破綻処理計画 14・まとめ |