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授業科目名 西洋史特殊講義C
時間割番号 162209C
担当教官名 横山 良
開講学期・曜日・時限 集中・(未登録)・(未登録) 単位数 2
<対象学生>
教育人間科学部2~4年次生
<授業の目的および概要>
テーマ「『自由の帝国』アメリカの歴史」:一国行動主義(ユニラテラリズム)、有志連合(コアリション)により、世界にアメリカ流民主主義の拡大を図る現代アメリカの対外姿勢の歴史的根源を明らかにする。
<授業の方法>
資料(史料)を使用しながら講義する。
<成績評価の方法>
試験による。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
「圧制からの解放」を世界に迫る今日のアメリカを理解するためには、その歴史的背景の理解が不可欠です。皆さんがアメリカについて知っていること、知らなかったこと、すべてを動員して現代アメリカの理解に迫ります。教科書は用いません。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
  1. 古矢旬, 『アメリカニズム ‐ 「普遍国家」のナショナリズム』, 東京大学出版会、2002年, ISBN:4130362100
  2. 藤原帰一, 『デモクラシーの帝国』, 岩波新書、2002年, ISBN:400430802X
  3. 西崎文子, 『アメリカ外交とは何か‐歴史の自画像‐』, 岩波新書、2004年, ISBN:4004308984
<授業計画の概要>
 はじめに
1 「自由の帝国」の生い立ち
2 「自由の帝国」の内実‐光と影‐
3 アメリカ民主主義の絶対化
4 「自由の帝国」の対外行動 
5 20世紀の「自由の帝国」‐「アメリカの世紀」?‐
6 ウィルソン外交の今日的意義
7 第二次世界大戦への参戦
8 冷戦後(1947年~1989年)
9 9・11からイラク攻撃へ
10 「自由の帝国」の前に立ちはだかるもの