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授業科目名 教育社会学演習I
時間割番号 161162
担当教官名 高橋 英児
開講学期・曜日・時限 前期・木・IV 単位数 2
<対象学生>
関心を持つすべての学生が受講可。
<授業の目的および概要>
具体的な学校教育の問題事例(「教室の中の男の子と女の子・ジェンダー問題」「隠れたカリキュラム」「学歴主義」)を扱いながら、その問題の背後にある学校教育における「常識」を批判的に分析し、検討し、学校教育に関する新しい視点を獲得する。また、これらの活動を踏まえて、学校教育に関して具体的なテーマを設定し、研究を進め、卒業論文に向けての準備を進める。
<授業の方法>
 授業は、以下の3つの活動を中心にして行う。
1.共通の土台づくりとしての文献購読(アクチャル)
・特に、子ども・青年の発達と学校教育の関係を考えるための文献(本、実践記録、雑誌論文など)を共同で読み、分析し、討論する。今年は、「子ども文化・若者文化」を切り口にして考えてみたい。

2.お互いの問題関心の交流とチームによる共同研究(個人研究・共同研究)
・今、自分たちが関心のある課題について研究をし、成果をまとめる(プレ卒論として)。

3.実際に教育現場に出かけて教育の実際を観察し、現場の先生方と一緒に考える
<成績評価の方法>
(未登録)
<受講に際して・学生へのメッセージ>
 講義では、以下の3つをモットーに取り組み。
・楽しく(現実世界への知的・実践的な関わりの中での多くの手応えと発見。楽しみながら)、
・厳しく(教育は「誰のため」を大切に、子どもの権利を守るということ。安易に妥協しない)
・共同で(各自の発表を共同で検討する。様々な問題意識・関心・意見の交流が視野を拡げる。積極的な関わりを! 黙っていたら損!)。

 お互いの発見・発展のある講義にしたい。授業者受講生ともに「関わり合い」と「とも育ち」のあるものにしたい。
<テキスト>
  1. 文献購読の際に共同で決定する。
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
前期は、共通の土台づくりとしての文献購読を中心に進める。