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授業科目名 学級・学校経営
時間割番号 161102
担当教官名 榊原 禎宏
開講学期・曜日・時限 前期・木・I 単位数 2
<対象学生>
関心のある学生であればすべて受講可。
<授業の目的および概要>
児童・生徒と教員の関係、教職員どうしの関係を学級と学校という枠組みから見ることを通じて、より望ましい教育・学習機能を持ちうる学校像を展望する。毎回の授業では、基礎的な概念を知ると同時に、自身の学校経験・被教育経験をふりかえり他者の経験との突き合わせを進めること、そして、学級と学校を組織体としていかに捉えうるか、操作しうるかを考えることが課題になる。テーマとしては、学級活動、学校適応、教職員の分業・協業・個業、リーダーシップとモラールなどを取り上げる。
<授業の方法>
講義、AV視聴、授業者・受講者の間での意見交換を柱に進める。
<成績評価の方法>
出席ではなく毎回の授業に参加することが評価を受ける前提となる。その上で、中間レポートおよび最後にはレジュメを伴う口頭報告が評価される。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
朝起きの苦手な人は決して履修申告しないように。自分の経験してきた学級・学校生活を見つめ直したい人、他者と楽しく関わる能力を高めたい人を歓迎します。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
  1. 堀内 孜編, 現代公教育経営学, 学術図書出版社, ISBN:4873615968
  2. 志村廣明, 学級経営の歴史, 三省堂, ISBN:4385314349
  3. 今泉博, 学級経営力(若い教師のステップアップ ), 旬報社, ISBN:4845109050
  4. 小野由美子ほか編, 学校経営研究における臨床的アプローチの構築―研究‐実践の新たな関係性を求めて, 北大路書房, ISBN:4762823821
<授業計画の概要>
1.学校・学級はどんな場か

2.学級・学年・学校という組織

3.教職員の職務の分掌と協業

4.学校と保護者・地域社会とのつながり方

5.教職員の多忙とマネジメント

6.公教育経営のこれから