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授業科目名 図画工作科(表現)
時間割番号 160554
担当教官名 井上 正作
開講学期・曜日・時限 前期・金・IV 単位数 2
<対象学生>
2・3年
<授業の目的および概要>
図画工作科教育の目標・内容・教育課程の考察に基づき、個性を生かした創造的な表現・制作の方法を獲得するための授業と教材の開発、並びに指導計画立案、模擬授業・授業の研究協議・評価方法の研究を行います。
<授業の方法>
講義・演習・(観察・見学・調査・発表)・実習活動等によって行います。
<成績評価の方法>
学習・研究の成果については、自己評価カード・鑑賞力一ド・見学力一ド30%、作例制作30%、テスト30%、出席状況・模擬授業・研究発表等の主体的な取り組み10%の割合で評価を行います。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
(未登録)
<テキスト>
  1. 山本正男、井上正作、他, 美術教育の思想・方法・実践, 大学教育出版, ISBN:4-88730-595-8,
    (1500円)

  2. 美術の歴史・美術科教育の歴史, 大学教育出版, ISBN:4887305966
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
(1) 学習・研究の日程・内容、学習指導要領の第1目標
(2) 図面工作科教育の性格・目標・内容
(3) 曙小学校の観察表現と鑑賞活動の実際に学ぶ
(4) 安濃小学校の造形遊び、絵に表す、版で表す授業の実際に学ぶ
(5) 山梨大学附属養護学校や福岡養護学校における美術活動の授業の実際に学ぶ
(6) 宮沢賢治の童話を素材としたパズルの制作、そのアイディア・スケッチ
(7) 木工室にて電動糸鋸機によるパズルのピースの切り抜き、清掃・後始末
(8) 持参した彫刻刀によるパズルの浮彫り彫刻、サンドへ一パーかけ(木工室)
(9) 配色計画に基づいた水彩絵の具によるピースの彩色・パッケージの制作
(10) シンボルマークを水彩絵の具を用いてパッケージーにあしらい、完成提出
(11) 宮沢賢治の童話を素材とした紙版画のグループ制作、その版作り
(12) 紙版画の印刷、製本、鑑賞
(13) 子供の個性と発達、「よい絵・悪い絵事典」は可能か
(14) 教育改革と図画工作科教育の歩み
(15) 図画工作科教育担当者の教育力をいかに鍛えるか