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授業科目名 美術科教育法各論II
時間割番号 160376
担当教官名 井上 正作
開講学期・曜日・時限 後期・金・II 単位数 2
<対象学生>
2・3年
<授業の目的および概要>
美術科教育の目標・内容・教育課程の考察に基づき、美術活動の歴史的変遷や美術文化・作品や表現形式・方法についての理解を深めるとともに、美術館等における鑑賞活動を通じて、美術を愛好する心情と感性を育み、豊かな情操を養う指導法獲得のための主体的な学習・研究の方法を追究します。
<授業の方法>
講義・演習・作例制作実習・討論・調査活動等によって行います。
<成績評価の方法>
学習・研究の成果については、レポート30%、作例制作30%、テスト30%、出席状況・模擬授業研究発表等の主体的な取り組み10%の割合で評価を行います。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
(未登録)
<テキスト>
  1. 山本正男、井上正作、他, 美術教育の思想・方法・実践, 大学教育出版, ISBN:4-88730-595-8,
    (1500円)

  2. 美術の歴史・美術科教育の歴史, 大学教育出版, ISBN:4887305966
<参考書>
  1. 金子一夫, 美術科教育の方法論と歴史, 中央公論美術出版, ISBN:4-8055-0348-3
<授業計画の概要>
(1) 新しい学力観と美術科教育
(2) 中学校学習指導要領、美術科教育研究の方法
(3) 感性の解放と学習意欲を引出す授業の実際(附中教員による実地指導)
(4) 学習意欲を育むさまざまな動機付け法の実際(附中教員による実地指導)
(5) 淺川中学校におけるデッサンと生活画授業の実際
(6) 西中学校における彫刻と空間構成の授業の実際
(7) 聖園女学院におけるレタリングとポスターの授業の実際
(8) 山梨大学附中における木工芸作品のデザインと製作の授業の実際
(9) 北九州市立美術館の鑑賞教育の実際
(10) 絵画領域に関わる題材の授業設計と作例の実制作
(11) 彫刻領域に関わる題材の授業設計と作例の実制作
(12) デザイン領域に関わる題材の授業設計と作例の実制作
(13) 工芸領域に関わる題材の授業設計と作例の実製作
(14) 鑑賞領域に関わる題材の授業設計とビデオ作品の実制作
(15) 研究発表、研究協議