授業科目名	教育経営論
時間割番号	160209
担当教官名	福本　みちよ
開講学期・曜日・時限	前期・木・I	単位数	2
＜対象学生＞
教員志望の学生、子どもの教育や現在の教育の動きに興味のある学生。
＜授業の目的および概要＞
地域や家庭を含めた学校を取り巻く環境は、学校が学校として成立するための重要な基盤である。教育経営とは、そうした環境をいかに整備し動かしていくかという仕組みである。本講義では、公教育経営全体の仕組みを踏まえ、諸外国の事例を交えつつ、今求められている“新しい発想”による学校経営システムによる学校づくりについて理解していく。
＜授業の方法＞
特にテキストは使用せず、毎回プリントや新聞記事等を配布する。講義の内容を「暗記」するのではなく、講義で提供される様々な情報に対して、学生一人一人が自分の考えをもつことを重視していく。
＜成績評価の方法＞
出席状況、授業中の態度、定期試験（論述式）により総合的に評価する。
＜受講に際して・学生へのメッセージ＞
「実は、これまで自分の頭を使って考えてこなかったかもしれない」という危機感を抱いている学生は、この講義を通じて思いっきり頭を使ってみてください。
＜テキスト＞
(未登録)
＜参考書＞
堀内　孜, 現代公教育経営学, 学術図書出版社, ISBN:4-87361-596-8 木岡一明, 新しい学校評価と組織マネジメント, 第一法規, ISBN:4-474-01701-3 木岡一明, 学校組織マネジメント研修, 教育開発研究所, ISBN:4-87380-881-2
＜授業計画の概要＞
１　公教育と公教育経営システム　 ２　学校の経営戦略と意思決定システム ３　これからの学校づくりと学校組織マネジメント ４　学校改善支援システムと学校評価 ５　教育改革の動向とこれからの学校経営