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授業科目名 疾病予防
時間割番号 160171
担当教官名 小山 勝弘
開講学期・曜日・時限 後期・火・I 単位数 2
<対象学生>
(指定なし)
<授業の目的および概要>
感染症から生活習慣病に至るまで,疾病構造の変遷を学ぶ.また最近の知見を題材にして我々がなすべき疾病予防策について,個人,および学校保健の立場から論究する.複雑化する疾病機序について整理し,実際の保健指導および保健学習に応用できる知識の獲得を目指す.
<授業の方法>
講義と演習
<成績評価の方法>
1.出席 授業回数の3分の1を越えて休まないことが条件
2.授業中の活動 授業中の取り組みについて,主体性(関心・意欲),工夫(論理的思考・判断)の観点から評価する(30%)
3,4.レポート・試験 習熟度に合わせていずれかを行う(70%)
<受講に際して・学生へのメッセージ>
「健康」という定義は個人個人で大きく異なるが,健康はQOLの高い生活を営むための必要条件といえる.そのためには様々な疾病についての理解を深め,それらを未然に防ぐための知識を得て実践することが大切である.
ちなみに2003年度に取り上げたテーマは,朝食,肥満,インフルエンザ,睡眠,アレルギー疾患,性行為感染症,喫煙防止教育などである.
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
  1. 授業内で随時紹介する.
<授業計画の概要>
1.オリエンテーション
2.疾病予防と健康管理制度
3.感染症の発生機序と予防対策
  古典的感染症の感染機序
4.感染症の発生機序と予防対策
  新興感染症の感染機序
5.生活習慣病の発現機序と予防対策
  循環器系疾患(高血圧性疾患,脳血管性疾患)
6.生活習慣病の発現機序と予防対策
  癌,悪性新生物  細胞の癌化のメカニズム
  活性酸素,フリーラジカルの関与
癌予防の実際(リスクファクター,癌検診の有効性)
7.生活習慣病の発現機序と予防対策
糖尿病
  糖尿病の予防と治療(リスクファクター,運動によるインスリン感受性の亢進)
8.生活習慣病の発現機序と予防対策
骨粗鬆症
9.自己免疫疾患
リウマチ,アレルギー疾患(アトピー性皮膚炎など)
10.肥満症
11.インフルエンザ
12.アレルギー疾患
13.性行為感染症(エイズも含む)
14.喫煙防止教育
15.予備日